鍵山優真、アバター振付の密着がスポーツヒューマンで?父正和コーチの思いも

こんにちは、さややです。NHK-BS1で放送番組『スポーツ×ヒューマン』に、フィギュアスケートの鍵山優真(かぎやまゆうま)選手が取り上げられました!

「五輪を目指すトップアスリート」が取り上げられるこの番組に鍵山選手が登場するなんて胸アツ!世界選手権2021で銀メダルになったことで一挙に北京五輪の有力選手として注目された証(あかし)ですね。
番組内ではフリー「アバター」の振付の様子にも密着、とても興味深い番組でした。

『スポーツ×ヒューマン』「フィギュアスケート鍵山優真」について、どこよりもわかりやすくお伝えします!




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スポーツヒューマン、鍵山優真の内容は?

取材陣が鍵山選手に密着を始めたのは、2020年1月、スイスでおこなわれたユース五輪(14歳から18歳までを対象にしたオリンピック)から。

プロスケーターで解説者の本田武史(ほんだたけし)さんが演技映像を振り返りながら、

「ここまで成長するとは思っていなかったんですよね」と驚きの声を。

「スケーティングのスピード感、そのスピードをいかしたままのジャンプの高さ、回転の速さが武器。この子は来るだろうなと直感があります」

というコメントです。



鍵山正和のタッカー映像が放送!優真への思いは?

父・正和さんは現役時代、世界で数人しか跳んでいなかった4回転ジャンプに挑んでいたフィギュアスケーターです。

1989年NHK杯での「タッカー」演技映像が放送されました。これはすっごく貴重です!さすがNHK!

18歳くらいですが、もうNHK杯に出場していた実力者です。目鼻立ちがきりっとしている正和さん、りりしくてかっこいい。

引退後、指導者の道へ進んだ正和さんは息子を授かりました。この子が優真くん。
自分からスケートの興味をもって始めた優真くんをリンクの上で指導してきた正和さん。

「結果が出ようが出まいが一生懸命打ち込んでくれればいいって思っていた。いつ辞めてもいいと思っていた」

と語る理由は「知っているので…厳しさを」。

正和さんは、1992年アルベールビルオリンピック、1994年リレハンメルオリンピック日本代表として、オリンピックに2度出場した実績があります。世界で闘っていくことの厳しさを知るからこその親心なのだなと、胸が熱くなります。

「親としては、こんなところに足を突っ込んでくれるな、という気持ちも正直ありました」

優真くんはいつしか全国大会でも上位にのぼるほどの選手に成長していきます。

(めっちゃかわいい)

しかし、優真くんが中学3年生だった2018年、正和さんは病に倒れてしまいます。
鍵山選手は父が不在の中、懸命に練習を続け、そこから転機が訪れました。

つづきはこちらの記事をどうぞ。




鍵山優真「アバター」振付(ローリー・ニコル)に密着!

ジュニアながら全日本選手権で羽生結弦・宇野昌磨に続く3位となり、翌年シニアへ転向。

北京五輪への道を正和コーチはこう語ります。

「気持ちをもっと全面に出してすべてを究めていかなければ、手は届いてこないのかな、というふうに思っています」

今までは佐藤操(さとうみさお)コーチの振付で滑ることが多かったのですが、浅田真央さんの振付もてがけた世界的振付師ローリー・ニコルへ2020年のフリーを依頼しました。

ローリー・ニコルの特徴は柔かな動きの中に多彩な振付を施すこと。ジャンプやスピンなどの要素の間に細かいステップや手の動きをいれることで表現力豊かなプログラムを創り出すこと。

フィギュアスケートの芸術的な面は「演技構成点」で採点されていきます。
スケーティングスキルや曲の表現などで採点される演技構成点は、成熟していくほど得点がのびていきます。

3位になった全日本選手権(2019年)のフリーでみると羽生・宇野両選手から10点もの差がありました。

この演技構成点を伸ばしていくこと、プログラムの構成・演技の難易度を決める振付は高得点を取るための重要なファクターなのです。

ローリー・ニコルが選んだ曲は映画『アバター』。
難しいステップを踏みながらその世界観を表現するという課題に挑戦しました。

しかし、ローリー・ニコルのステップは今までの鍵山選手が経験したことがない難しさでした。

「こんな振付やったことないよというのが多すぎて、体力的にも大丈夫かって思ったし、滑りこなせる自信はそんなになかったですね」

初披露の公式戦は11月の東日本選手権では、ステップでお尻を強打する激しい転倒をするなど、さんざんな出来に終わります。

トップ選手は高得点をあげるため、自分の限界を超える難しい要素をプログラムに入れています。練習と試合でしっかり滑り込んでいくことで、完成に近づけていくので、シーズン初めの試合はボロボロ…というのはよくあること。

「まだ滑り込んでいないしな」と思ってみてくださいね。

全日本選手権前にローリー・ニコルとリモートで振付のブラッシュアップ(調整)をおこないましたが、時差のため、開始が午前2時半、それが夜明けまで続きます。

こういう選手の苦労ってなかなか見られません。密着ドキュメントならではの内容だとうなりました。

この段階で「中途半端に腕を動かしているだけ」とローリーの指摘は厳しいものでした。

目をもっと見開け、腕の角度は…と彼女の指導は「ここまで細かくやるのか」と鍵山選手が感じるほど細かいものでした。

「胸を広げて自分を開放すれば、周囲の人にも自分の感情が伝わりやすくなる」



鍵山優真、羽生・宇野と競い合う全日本選手権へ

全日本選手権まで多いときは1日3度、長時間に渡る練習を続けていきました。脚がつってもすぐにリンクに戻るよううながす正和さんの厳しい指導がありました。

そして迎えた全日本選手権。

ショートプログラム2位で迎えたフリーは、宇野選手が190.59点という高得点をマークした演技直後。その得点を聴いて「やべーと思った」と緊張が高まります。

五輪2連覇という歴史的な実績をもつレジェントの羽生結弦、平昌五輪で銀メダルを取った宇野昌磨は、鍵山選手にとって「雲の上の憧れの存在」だったといいます。

世界のトップを保ち続ける2選手を、今はライバルとして国内で競い合っていかなくてはいけないという鍵山選手の立場は私から見ても「きっつー!」の一言です。

鍵山選手の「勝ちたいって言いたいけど、怖くて…改めてあの(日本代表)メンバーの中で勝ちたいって言えるんだろうか」というためらいも、もっともなことだと思います。

代表記者会見で「自分にとってのライバルは」と問われて口ごもってしまった鍵山選手に羽生選手が「まわりを気にしなくていい」と声をかけます。「自分の気持ちに嘘をつこうとしていたので」と。

羽生選手自身も、17歳で世界選手権出場を勝ち取り銅メダルに輝きました。そこからソチ五輪まで、髙橋大輔(たかはしだいすけ)選手との熾烈なトップ争いを経験しているからこその言葉だと感じました。こういうところが羽生選手の心の強さだわ〜




鍵山優真 世界選手権初出場までの苦悩

全日本選手権で2年連続3位となり、日本代表として世界選手権のきっぷを勝ち取った鍵山選手ですが、同時に羽生・宇野両選手との差を見せつけられる思いでした。

2021年に入っての練習で調子はなかなか上がりません。

ジャンプがふわっと抜けてしまいます。

正和コーチから厳しい言葉が飛びます。

「全然動ききれていない」

「失敗の仕方が悪いのはよくない」

「インターハイが目的なんじゃないんだぞ」

世界選手権で勝ちたいんだろう、と。

正和コーチが「怪物級」と形容する羽生・宇野両選手との差を埋めていかなくてはいけない。豊富な試合経験を持つ二人と勝負するためには、圧倒的な練習を積むしかないと考えていました。

「このままではただ行くだけ」
望むような成績をあげられないことは目に見えていました。

「やらされている練習ではいけない。個人スポーツなので、自分の意志で動けるようにならないと」と、世界で戦ってきた経験からのアドバイスでした。

そして2月下旬、関空アイスアリーナを貸し切り、振付の調整を行いました。

鍵山選手は振付に感じていた違和感を正面からローリー・ニコルへ伝えました。

「ステップのこの部分は、自分の魅力である伸びやかなスケーティングを見せることができない」と、いつも控えめだった鍵山選手がはっきりと主張した瞬間でした。

その日の演技にローリー・ニコルは驚かされたといいます。
リモートでの会話だったにもかかわらず、「私自身カメラを通じて様子を見ている感じがしなかった」

「まるで、リンクサイドにいるように、はっきりと優真のエネルギーを感じた。月ごとに成長していく姿を見るのが本当に楽しみ!」



鍵山優真 世界選手権(2021)の結果は…!

ローリー・ニコルの振付ブラッシュアップが終わってから、鍵山選手は落ち着きを取り戻し、練習でも万全の構えをみせました。

そして、初出場した世界選手権での結果はなんと!!

私も「まさかここまで」と絶句してしまう鍵山選手の強さでした。来年の北京五輪へ最高の結果が出せたと思います。

2021年の世界選手権の結果についてまとめた記事がありますので、続きはこちらをどうぞ。




スポーツヒューマン、フィギュアスケート鍵山優真の放送予定は?再放送の日程変更!?

放送日程は、2021年4月19日(日) 21:00~21:45 NHK BS1

再放送は2回あり、BSと地上波です。

4月20日(火)17:00 – 17:44 NHK BS1

4月27日(火)深夜2:19 – 3:03 NHK総合1・東京

『スポーツ×ヒューマン』フィギュアスケート鍵山優真の予告は?

フィギュア界で五輪メダリストの羽生結弦、宇野昌磨に次ぐ存在と注目される鍵山優真。元五輪代表の父との二人三脚で奮闘中。羽生選手も期待を寄せる17歳の今を見つめる。

いまフィギュアスケート界で熱い視線を集める親子がいる。17歳の鍵山優真選手とコーチである父の正和さん。シ

ニアデビューの今季、優真選手は全日本選手権で羽生結弦選手、宇野昌磨選手に次いで3位。元オリンピアンの父のもと、来年の北京五輪代表を目指すなか、3月の世界選手権では、銀メダルを獲得。

五輪2連覇中の羽生選手を上回る結果を残した。いままさに大きく“脱皮”しようとしているアスリートの姿を見つめる。


予告では父・正和さんの指導の様子が見られて、興味深かったです。

鍵山優真(優馬)、結果は?全日本ジュニア優勝!四大陸選手権3位、世界ジュニア2位に輝いた2019年の成績は?

鍵山選手の名前は優馬ではなく、優真です。

父の病気が転機となって、人間的に大きく成長した鍵山選手が成績を伸ばしたのは2019年でした。

初めての全日本ジュニア選手権で優勝し、世界ジュニア選手権でも銀メダル。そして、冬季ユースオリンピックでは優勝というめざましい活躍を見せたシーズンでした!

見ているこちらもワクワクしました!

2019年の代表的な試合についてまとめた記事はこちらです。

冬季ユースオリンピックでは優勝!

この年、ジュニアながら全日本選手権3位となり、四大陸選手権へ出場、ここでも3位となる素晴らしい成績を残しました!

世界ジュニア選手権にはノービス時代からのライバル、佐藤駿(さとうしゅん)選手とふたりで出場。
メダルを期待されるという重圧にさらされますが…

こうしてみると、あらためて2019シーズンは鍵山選手が一挙に花開いた年だったんだな〜と感無量です。
関東ブロック大会で「なんか、この子、すごいかも」と感じたのはだてじゃなかったな〜と思いました。




スポーツヒューマン 歌は?どんな番組なの?

テーマ曲はエレファントカシマシ「風と共に」!

五輪を目指すトップアスリートや、しのぎを削るプロ選手の等身大の姿。ライバルの競い合いや師弟の絆。勝負の一瞬に潜む駆け引きや意外なストーリー。スポーツのさまざまな「人間ドラマ」にこだわるドキュメンタリーです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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