北京オリンピック フィギュア日本代表、男子・女子は?世界選手権2021年の結果どうなった?

先週末に行われたストックホルムでの2021年フィギュアスケート 世界選手権、フィギュアファンの皆様はきっと手に汗を握りながら応援していたのではないでしょうか!去年はコロナのため中止となってしまった同大会、2019年日本での大会以来の2年ぶりの開催となりました。

予想通り?または思いがけない結果?それぞれ感想は沢山あると思います。北京五輪のプレシーズンの世界選手権ということをふまえ、結果のレビューと北京へのこれからを語ってみたいと思います!




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北京オリンピック、日本代表予想 (男子・女子)は??

コロナ下ということで、来年のオリンピックシーズンにどのような国際、国内試合が予定されるか、まだ不透明な部分は多いです。一方、確実に開催されるであろう全日本選手権の結果がオリンピック代表を決める重要な試合となるのでしょうね。

オリンピックまでにプログラムを何度も実戦で試したいと思いますが、試合回数が少なく、制約が出てくる選手も多いかもしれません。その制約の中で、いかにオリンピック、全日本選手権に焦点を合わせて調子を上げるかという点が非常に大切ですね。

北京オリンピック、日本代表、男子の予想は?

男子はやはり今までの試合結果、実力を考慮すると、羽生選手、宇野選手、鍵山選手の代表入りが一番濃厚なのではと思います。一方、羽生選手は北京オリンピックにそこまでこだわりを持っていないという発言もしているようです。

過去2度の絶対王者となった羽生選手にまた出て欲しいという根強い気持ちはあります。本人の意思はどう変化するのか、非常に悶々とするファンも多いのではないでしょうか。もしも羽生選手の出場の意思が無い場合、男子の残り1枠の争奪戦は非常に激しい競争になることが予想されます!




北京オリンピック、日本代表、女子の予想は?

女子選手について、全ての技術を最大限発揮した紀平選手に勝てる日本人選手は現時点ではおらず、一番五輪代表に近い選手だと思います!オリンピックまで1年を切ったタイミングでトリプルアクセル、または4回転ジャンプを他の選手が習得出来るかといえば、不可能ではありませんが簡単な道のりではなさそうです。

前回のオリンピック経験者である坂本選手は、今回も含め、大きな国際大会でしっかりと自分の力の最大に近い演技を出せるということが証明されています。今の安定的な滑りを極めて、その上でトリプルアクセルや4回転ジャンプの習得が間に合えば、必ずオリンピック代表を獲得出来るのではと思います。

女子の2、3枠目は男子と同様、非常に熾烈な争奪戦になるのではないでしょうか。今回宮原選手は実力を出し切れてはいませんでしたが、きっとスケート人生の集大成をかけて、オリンピックに向けて最大限の挑戦をするだろうと思います。

今年残念ながら世界選手権に出場出来なかった樋口新葉選手も、過去世界選手権2位の実力があります。トリプルアクセルの習得を続けて猛練習する結果、来シーズンでどのような成長した姿が見られるか良い意味で予想がつきません。

北京オリンピック フィギュアスケート 詳細(日程・会場)

今から楽しみでしょうがない2022年北京オリンピックですが、いよいよ詳細な競技日程が発表されました!アジアで開催される大会ということで、時差も問題無く、ばっちり観戦に集中できそうそうな時間帯ですね。

2/8 09:15 男子ショートプログラム

2/10 09:30 男子フリープログラム

2/15 18:00 女子ショートプログラム

2/17 18:00 女子フリープログラム

オリンピックのフィギュアスケート 会場となるのは、北京市と隣接する河北省張家口市に所在する「北京首都室内体育館」となるようです。どうやら一部のサイトではチケットの事前予約も始めているようで、一試合約二万円で購入できるようです!




世界選手権フィギュア2021 男子・女子 シングルの結果レビュー

まずは男子・女子シングル競技について、世界選手権の結果のレビューを筆者なりにしてみたいと思います!

全体を通しての感想ですが、女子も男子も番狂わせも多く、最後の最後まで結果を予想することがとても難しい、ハラハラドキドキの試合でしたね。女子はロシア、男子は日本の底力、選手層の厚さが際立っていた点はまさに予想通りでした!

世界選手権フィギュア2021、男子シングルまとめ

今回の試合で男子MVPに輝くのは、とても難しい構成のフリープログラムを圧巻の演技で滑り切ったネイサン・チェン選手であることは間違いないですね。点数だけを見ても、総合得で2位の鍵山選手の得点を30点ほど上回っています。

一人だけ技術的に別次元にいる選手という印象が確信に変わりました。ショートプログラムからの失敗をバネに、3位スタートから巻き返したフリープログラムはまさに完全勝利、本当にお見事でした!

2位の鍵山選手はチャレンジ精神をしっかり持って、ベテラン選手にも初めての世界選手権にもひるむことなく、自分のスケートを追求出来たことが本当に素晴らしかったですね!若干17歳にもかかわらず、非常に大人びて自分をしっかりコントロール出来ていること、本当に感心してしまいます。

試合で跳んでいた4回転ジャンプの質もとても素晴らしく、ジャンプが鍵山選手のものにしっかりなっているように感じました。既に高得点を叩き出せる演技にも関わらず、まだまだポテンシャルの伸びしろを感じられるところも、ファンを楽しみな気持ちにさせてくれる選手ですね。

そして3位、4位は前回平昌五輪金・銀メダリスト、日本フィギュア界のスター2人となりましたね。羽生選手も宇野選手もベテランの域に達していて、良い時も悪い時も今まで応援し続けていたファンにとっては今回の結果はあともう少し。ここ一番の試合で最高の演技を見られなかったことは、自分のことのように悔しいという気持ちになってしまいました。

羽生選手は素晴らしいショートプログラムでしたが、フリープログラムでいつもの羽生選手が見られなかったことが心配です。何か体調が悪かったのか、背景があったのかと気になってしまいますね。もっともっと素晴らしいプログラムということを知っているからこそ、真の実力を選手が出せていない時は、より応援したいという気持ちがわいてきます!

宇野選手は2020年シーズンで非常に苦しんでいたことを知っているため、本当によくここまで力を取り戻してスケートを再度楽しめるようになれたなと思います。ジャンプの安定性がやはり課題とは思いますが、表現力やスケーティング、長いことずっと世界でトップ争いをしているだけの底力を感じ、まだまだいける!とファンを確信させてくれる結果でしたね。

コリヤダ選手、キーガン選手・ジェイソン選手はまさにベテランの安定した演技構成で、完成度の高い魅力的なプログラムを見せてくれました。男子は若年化の傾向よりも、むしろ経験をつんだベテラン選手がトップを争っていますね。

高い技術が求められるジャンプに挑戦する前回世界選手権3位のヴィンセント・ジョウ選手やボーヤン選手はジャンプの失敗が大きくひびき、残念ながら厳しい結果となってしまいました。

リスクをとって技術点を求めること、完成度の高い演技を求めること、様々な戦い方、挑戦を楽しめる男子シングルだったなと感じました。





世界選手権フィギュア2021、女子シングルまとめ

女子のハイライトはなんと言ってもロシア女子の3選手!本当に粘り強く、難しいプログラムに挑戦し、それぞれのドラマの末に勝ち取ったトリプル表彰台でしたね。

アンナ・シェルバコワ

いつも国内で世界一厳しい競争にさらされている中、過去3年のロシア選手権でその頂点に君臨しているアンナ・シェルバコワ選手!絶対的ロシア女王の実力は世界でも一番の本物だということが証明されましたね。

パーソナルベストの264点という本当に男子と互角に戦える高難度プログラムに挑戦しながら、完成度も追求された演技で総合的に強い選手と改めて感じました。4回転フリップに挑戦するものの転倒してしまいましたが、今回は自己ベストに及ばすとも、見事一位をキープ出来ること、ロシア女王のプライドを感じる結果でしたね!

トゥクタミシェワ

数多くの若手選手の台頭の中で自分を見失わず、着実に技術力を高めたベテランの女帝、トゥクタミシェワ選手。過去にオリンピック代表を2度逃したり、苦しいことも沢山あったと思いますが、24歳の年齢を言い訳にせず、強い心で努力を続けてここまで逆転してました。見事トリプルアクセルを合計3本決めて、世界選手権2位という長年の快挙を達成。カメラの前で見せた涙におもわずもらい泣きしてしまいましたし、女子選手のロールモデルとして世界に感動を与えてくれましたね!

トゥルソワ

今回のトゥルソワ選手は女子の中でも一番のチャレンジャーだったと思います。ショート・フリー共にジャンプのミスは沢山出てしまいましたが、フリープログラムの中で4回転ジャンプに5本挑戦!自分の出来る最大限を今季一番の舞台で挑戦する、アスリート魂の結果の3位をひしひしと感じました。

怪我と学業から平昌オリンピック出場後、競技の第一線から退いていたカレン・チェン選手。今年は見事ショート、フリープログラム双方、ほぼノーミスの非常に完成度の高い演技を見せてくれました。見ていて心地の良い演技を披露しての4位、自己ベストも更新されたようで、見事な返り咲きです!

紀平梨花

日本勢期待の紀平選手はショートプログラムはトリプルアクセルも含めノーミスで2位。アクロバティック、力強い演技に本当に惹きつけられました!フリープログラムではジャンプに複数ミスが出てしまい、紀平選手の本当の実力を世界選手権で見ることは残念ながら出来ませんでした。

怪我なのでは?と心配されていましたが、どうやら調整ミスで試合時間帯にあまり足に力が入らない状況となってしまっていたようです。全日本選手権での4回転サルコウも含め、本当はもっともっと出来る選手。今回の総合7位の悔しさをバネに、北京オリンピックではきっと素晴らしい彼女のスケートを見せてくれるでしょう!

日本代表として出場した坂本選手、宮原選手も若手の台頭もある中、本当によく競合選手を相手に全力で戦っていたなという印象です!坂本選手は持ち前のダイナミックな演技でほぼノーミスの演技できちんと結果が出ていましたね。世代が少し変わった世界選手権を経験して、より五輪に向けた気合が入ったのでは無いかなと思います。

宮原選手は失敗も多く、今回は結果がついて来なかったこと、本人はとても落ち込んでいるかもしれません。しかし、やはり宮原選手には彼女しか出せない美しい魅力があります。これからも絶対に自信を失わず、挑んでいって欲しいなと思いました!




北京オリンピックの代表枠はどうなった?

オリンピックのプレシーズンである今年の世界選手権は、各国に割り当てられる五輪代表枠が決まる、非常に大事な試合でした!

各種目のオリンピック出場枠は男子、女子シングルはそれぞれ30枠。国ごとの最大枠はそれぞれ3枠までとなっています。

今回の世界選手権に同国から2名以上が出場している場合、上位2名の合計順位が13以下の場合は3枠、上位2名の合計順位が28以下の場合は2枠のオリンピック出場枠が与えられることになります。

今回日本男子の結果は鍵山選手と羽生選手の合計5位で3枠が確定。日本女子も坂本選手と紀平選手の合計13位で3枠の確保が見事決定しました!

前回の平昌オリンピックは女子が2枠でしたが、次回の北京では男女共に最大3枠ずつの権利が与えられたこと、日本フィギュア界、ファンとしては嬉しい限りですね!




4年に一度の祭典に向けて、来シーズンは益々フィギュアスケートが盛り上がりを見せること間違いございません!新たな皇帝・女王は誰となるのか、ここ一年の各選手の動向にいつも以上に注目が集まりますね。



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