東海道新幹線新横浜駅から徒歩5分、便利な立地で多くのアイスショーが開かれている通年営業のスケートリンク、KOSE新横浜スケートセンター。2020年6月にはメドベージェワ選手がセーラームーンを演じるアイスショー「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」の会場ともなります。
当ブログでは、KOSE新横浜スケートセンターの座席から見え方・席の選び方を、どこよりもわかりやすくお届け。アイスショーが初めての人にもわかるように、座席表とリンク内の画像をみながら、その席からの見え方をお知らせしますね。!
目次
KOSE新横浜スケートセンターの座席数は?座席表と見え方は?
KOSÉ新横浜スケートセンターの収容人数は2,500人(固定席1,406人に、立ち見に1,094人)と公表されていますが、これはスタンド席の座席数ですね。
多くのアイスショーでは、リンク内に座席を設営していますので、もっと多くなります。
過去に行ったアイスショーでは、概算ですが、960席ほどの座席を設営していました。
- ショートサイド(南)に、仮設スタンド48席✕9列=432席
- ショートサイド(北)に、仮設スタンド48席✕5列=240席
- ロングサイド(東と西)に、座席72席✕2列=144席ずつ
なので、アイスショーの場合は、3460人くらいは収容できそうです。

「フレンズオンアイス2019」の座席表
会場内の全体写真はこちら
ですが、下の図「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」の場合、「北」ショートサイドに幕がはられて座席はないようです。予想ですが、立ち見含めて3200人くらいでしょうか。

「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」座席図
ここは多くのアイスショーが開かれている通年営業のスケートリンクなので、何回も通っていますが、このリンクには特有の「前方だからといって見やすいわけじゃないんだな」という席の特徴があります。
劇場とは構造が違うので、アイスショーが初めての人にもわかるように、座席表とリンク内の画像をみながら、その席からの見え方をお知らせしますね。
リンク内座席(リンクサイド、アリーナ、スーパーアリーナともよばれる席)
新横浜駅スケートセンターのリンクは国際規格(30m×60m)。
試合はこのまま使いますが、アイスショーでは少しでも座席数を増やすため、リンクの上にシートを敷いて、椅子を並べて席を作ります。初めての人はちょっとびっくりですよね!
新横浜駅スケートセンターで「アリーナ」、「リンク内」となづけられる席はこの氷上席です。(他のリンクでは氷上席でないケースが多いです)

「フレンズオンアイス2019」の座席表
北のスーパーアリーナ席、アリーナ席
スーパーアリーナ席、アリーナ席方向の客席はどこになるか、会場内の写真で見てみます。(これはテレビ画面の写真です。ほとんどのアイスショーでは撮影不可ですので、気をつけてくださいね〜)

2FSS席後方の立ち見エリアから、北のスーパーアリーナ、アリーナ席を見る
リンクのショートサイド(短辺)にそって椅子がならべてあり、前方がスーパーアリーナ席、後方がアリーナ席になります。
スケーターがリンクに出入りする出入り口は多くのアイスショーで「アリーナ」の文字のあたりに作られます。スケーターを近くで見られたり、はけるスケーターが手をふっていたりと楽しみがあります。スケーターが観客によく絡んだりするのも、この席のあたりですよ。
「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」では、北側は「幕」と書かれていて座席はなく、スケーターの出入り口が作られるようです。
南 スーパーアリーナ席、アリーナ席(リンク内、リンクサイド席)
南方向の客席はどこになるか、会場内の写真で見てみます。。

2FSS席後方の立ち見エリアから、南のスーパーアリーナ、アリーナ席、南立ち見エリアを見る
「南」スーパーアリーナ席、アリーナ席を演技の正面にしているアイスショーが多いです。このアリーナ席は席が多いので、歓声が上がったり演技をすごく盛り上げてくれる席です。
この写真はフィナーレで、スケーターがリンクを周回していますが、スーパーアリーナ席、アリーナ席はスタンディング・オベーションして、盛り上がっていますよね。
リンク内1列目、リンクサイド(2列目以降)は高価なのですが、リンクにすごく近いです!
さえぎるものがないので、スケーターがこんな目の前に!ファンだったらたまりませんよね。
そのチケット代にみあう価値があると考えるスケートファンが狙ってて、すぐに売り切れます。
KOSE新横浜スケートセンターの座席図、SS席とS席、A席の違いはここ!1階、2階、3階席
もういちど、座席表をみてみます。
1FはS席なのに、そのうしろの2FはSS席になっていますよね。遠いのに高価なんです。どうしてって思いません?
新横浜スケートセンターはスタンド2F席が見やすい!

2FSS席後方の立ち見エリアから、北のスーパーアリーナ、アリーナ席を見る
「スーパーアリーナ」の文字のところに柵がみえますが、柵より前がスーパーアリーナ席、その後ろが1階席。1階席から階段で数段のぼったところが2階席になります。
2階席は、ひな壇のように1列ずつ段差がついているので、リンク全体がよく見えます。
新横浜スケートセンターは狭いので、2階は後ろの列でも選手の表情まで見えるはず。
2階2列目だとこんなに近い!
私だったら、2階席がいちばんのオススメです。(ちょっとお高いですが、アリーナほどではないですから)
KOSE新横浜スケートセンターの1階席はベンチシート
床面はリンクと高さがほぼ同じなので、ちょっとみづらいんです。
座ってみるとリンク内座席の観客の頭で隠れてしまうアングルがあります。
そして、座席もベンチシートで背もたれがありません!
この辺が安い理由だと思われます。ふだんは練習で使っているリンクなので、リンクサイドにちょっと腰かけて…みたいに使っているんでしょうね。
安くてリンクに近いので、少しでも近くで見たいときはオトク感あります。
KOSE新横浜スケートセンター3階席からの見え方、画像入り!
3階席は照明機材のすぐ下にあり、ほかの席とは離れて独立しています。
視界が開けてリンクがとっても見やすいです。
座席が1列だけなので、落ち着いて見られます。
(3階立ち見席はここの通路に立ちます)
でも下の観客席が盛り上がっていても、取り残されてしまう感じがするときもあって。
安くて落ち着いて見られるメリット、盛り上がりから取り残されるデメリットがはっきりしている席です。
KOSE新横浜スケートセンターの立ち見席はここ!
行ったことがないといちばんわからないのが立ち見席!
くわしくご紹介します。
立ち見エリアは、2階席の後ろ通路(東、南、西)

2FSS席後方の立ち見エリアから、南のスーパーアリーナ、アリーナ席、南立ち見エリアを見る
3階座席の後ろ通路になります。
南の立ち見エリアからリンクをみたところです。
演技の正面なので、人気のあるエリアです。
立ち見の場所は先着順。てすりにタオルやブランケットを置いて場所取りをします。
立見席はさすがに疲れますが、みたい場所を自分で選べたり、価格も安いので、「何回も見るアイスショーでは立ち見を狙う」という人も多くいます。
以上、KOSE新横浜スケートセンターの座席図の見方や、座席からリンクがどう見えるのか、画像入りでご紹介しました!
アイスショーの座席選びの参考になったら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
とても分かりやすいブログありがとうございます!
セーラームーン prism on アイスの
『リンクサイド2列目以降』と『2階席』が会ったのですが、ブログ主さん的にはどちらがおすすめでしょうか?
(細かい座席はまだ出てないです…)
重複してしまって、どちらを残すか迷っていまして…。
さな様、コメントありがとうございます!
ショーを見るのに重視するポイントはなにかによって席選びが変わってきますね。
『リンクサイド2列目以降』は、ライブのアリーナ席、相撲の砂かぶり席(土俵のすぐ近く、真下の客席)のような感じですね。
リンクと同じ床面にフラットに設置されているので、1列目の人で視界が遮られる角度が出てしまいます。でも、スケーターをとにかく近くで見られます。
また、アイスショーでは、フィナーレで周回するスケーターとハイタッチできたりする演出があり、それはリンクサイド席しかできません。
prism on アイスでその演出があるかはまだわかりませんが、それが魅力でリンクサイドを取る人も多いかと。
『2階席』はライブのスタンド席に当たります。傾斜がある座席配置なのでリンク全体を見下ろします。なので、リンク全体がよく見えて照明効果もみやすいです。
スタンド席なので、リンクから離れますが、狭い会場なので最後列でも遠くは感じません。
私だったら、通常は全体がみやすい『2階席』にしますが、ものすご〜く好きな海外スケーターが来日したら少しでも近くで見たいので、『リンクサイド1列目・2列目以降』にします。
参考になれば幸いです♪
それから、会場は寒さがキツイ常設リンクですので、服装に気を配ってくださいね。
アイスショーの服装の記事はこちらです
https://www.figure-skating-life.com/fashion-73
楽しんでらしてください(^^*)