ネイサンチェンの国籍は?家族や苦労した子ども時代のすべてがわかる!

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世界選手権を2018年、2019年、2021年と3連覇中のネイサン・チェン選手。(2020年はコロナのせいで大会が中止になってしまいました)
難易度の高い美しいジャンプや、正確なエッジワークが魅力です。

フィリップ・グラス セレクション、本当に素晴らしかったですよね!
特に冒頭の4回転ルッツが圧巻でした。
4回転ルッツは同大会のショート、また全米選手権のフリーでも失敗していて、しかもショート3位と出遅れていました…。
が、見事に成功!
圧巻の演技の最初を彩りました!

ネイサンチェン選手はフリーで、4回転ジャンプを5回成功させた史上初めての選手でもあります。
見どころが本当に多い選手ですよね…!





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”羽生結弦”

ネイサン・チェン選手の身長、体重はどのくらい?

ネイサン・チェン選手の身長は、166cmと発表されています。
思ったより小柄なんだなと、驚きました。
演技している姿を見ると、とても大きく見えますよね。
手足が長くて体を大きく使う選手なので、もっと背が高いかと思っていました!

pinterest.jp

ここで、各国の男性の平均身長を見てみます。
日本が171cm。
アメリカは178cm。
中国は172cm。
各国の平均身長と比べても、ネイサンチェン選手の身長は低めのようです。

しかしジャンプをするには、小柄な方が跳びやすいような印象があります。
ちなみに、18年に引退したカナダのケビンレイノルズ選手は、177cm、60Kgの身長、体重だったようです。
彼も多種類の4回転に挑んでいて、ワクワクしたし軸の細いジャンプがかっこよかったですよね!

そしてネイサン選手の体重は非公表ですが、羽生結弦選手に比べても、それほど体格に差はないような印象です。
ちなみに、18年に公表された羽生選手の体重は、57kg。
ネイサンチェン選手の体重は、羽生結弦選手と同じくらいの50kg後半から60kgあたりでしょうか?
ネイサン選手の方が筋肉質である気もするので、羽生結弦選手より体重が重いかもしれません。




ネイサン・チェンの国籍は?

ネイサン・チェン選手の国籍は、アメリカです。
ご両親はアメリカ国籍を取得した中国人です。
お父さんのジドン・チェンさんは中国南部の出身で、苦労して20歳で広西医科大学に入学。
その後、アメリカの南イリノイ州立大学に留学します。
その後、41歳の時にユタ州立大学で薬学の博士号を取得しました。
北京出身のお母さんは薬学専門の通訳者です。

ネイサン選手のお父さんがアメリカに来た頃、中国からアメリカへ留学するのはかなり狭き門だったそうです。
かなり苦労されてチャンスを掴んだんですね!
その後も41歳で博士号を取得されるなど、かなりの努力家だと考えられますね。

ネイサン選手が話すのは主に英語とのこと。
ネイサン選手は5人兄弟の末っ子で、生まれた頃には家族の会話は主に英語でされており、英語が母国語になったそうです。
中国語については少し理解できる程度で、現在は勉強中なんだとか。
ネイサン選手、イェール大学で学んでいるほどの頭脳の持ち主ですから、中国語もすぐに話せるようになりそうですよね。

ちなみに、同じアメリカのカレンチェン選手と兄弟?と聞かれることが多いというネイサン選手。
しかし、カレンチェン選手は台湾出身の両親を持つアメリカ人スケーターで、ネイサン選手の家族ではありません。
カレン選手はネイサンチェン選手と同じ歳でもあり、双子かと聞かれることも多いそう。


ネイサン・チェン ~Le Corsaire 2016~

上の写真は、ネイサン・チェン選手とカレン・チェン選手のツーショット!ユニフォームもかわいいですね!




ネイサン・チェンの子供時代、バレエやスポーツをやっていた?

“3歳でスケートを始め[3]、バレエや体操、ピアノといった習い事も行っていた。
特に10代半ばまで続けていた体操の経験から来る空間認識能力、体幹、力の使い方は、軸のぶれない回転を生み出し、ジャンプやスピンに大いに役立っているという。”
Wikipedia

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ネイサン・チェン

ネイサン選手も、多くのフィギュアスケート選手と同様に、たくさんの習い事をしていたようです。
紀平梨花選手や浅田真央さんも、バレエや体操を習っていましたよね!
そして同じアメリカの、サーシャ・コーエン選手も体操経験を生かした美しいスケートを見せていました。
体操はフィギュアスケートにかなり良い影響を与えていそうです。

“標高1300メートルという土地柄もあり、姉2人はフィギュアスケート、兄2人はアイスホッケーに夢中になっていたという。2002年2月にソルトレイクシティ冬季五輪が行われた時、当時2歳だったネイサン少年は母に連れられ、フィギュアスケートの試合を観戦した。

その後、3歳になって初めて訪れたフィギュアスケート教室では、「まず片足で立ってみましょう」という最初の課題を難なくこなしてしみせる。レッスン自体は6週間で終了したものの、母はまだ3歳の息子の才能に気づき専属のコーチをつけることを決意したのだった。

さらに驚かされるのはその万能性だ。スケート以外にも、クラシックバレエ、体操、ピアノ、アイスホッケーにふれたうえ、そのすべてで好成績を残したという。ピアノコンクールでは上位入賞を果たし、体操でも持ち前の運動神経を発揮。クラシックバレエと体操で培われた空間認識能力や体幹、力の使い方、そしてピアノで養ったリズム感や表現力は、確実に今の彼の演技のベースとなっている“”

(Olympics.com2020年2月)

ピアノでもコンクールで上位に入賞していたんですね!
Instagramでギターやピアノの演奏もアップしていて、とても素敵なんです。
なんとフリースケーティングで使ったフィリップグラスの曲も披露していて、うっとりしてしまいます。
まだ観ていない方は、ぜひ観てみてくださいね。
イェール大学で音楽の授業も受講しているというネイサン選手。
スケートの演技も、とても音を捉えるのがうまくて、見ていて気持ちがいいんですよね…!

このように音楽にも造詣の深いネイサン選手は実は、「Panasonicチーム」の一員に加わっています。
Panasonicは若者が大きな夢をかなえ、人生の目標を達成できるようエンパワメントすることを使命としているといいます。

「Panasonicチーム」他のメンバーには、水泳のマイケル・フェルプス選手、ケイティ・レデッキー選手、パラアスリートのレックス・ジレット選手、空手の國米櫻選手がいるとのこと!

スポーツと学業の両立や次世代教育などを行なっていて、社会的貢献が大きい選手が選ばれています。

ネイサン選手は、Panasonicから資金面やその他のサポートを受けながら、社会貢献活動をしていくようです!

BABE Collection feat. ネイサン・チェン ~Nathan Chen~

また、ネイサン選手はパナソニックと協力し、データ・サイエンスと統計学をイェール大学で学びながら、稀代のスケーターとして競技においても高みを目指します。
これからの活躍がますます楽しみですね!




ネイサン・チェンの家族や両親の職業、教育方針は?

“1988年、父が中国から留学生として渡米して科学の博士号を取得。母は医療系の通訳で中国北京出身[1]。姉と兄が2人ずついる5人兄弟の末っ子である[2]。”
Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ネイサン・チェン

ネイサン選手は中国人の両親の間に、5人兄弟の末っ子として産まれました。
生まれた場所はアメリカのソルトレークシティです。
あの冬季五輪でもおなじみの街で生まれたんですね。
スケートを始めたのも納得できます。

お父さんのジドン・チェンさんは、医科学分野の研究員で、医療技術企業を設立者、研究室のオーナーでもあります。
お母さんのヘティ・ワンさんも薬学専門の通訳者だということです。

QQQMODE!

上の写真は、ネイサン選手とご家族の写真です!

海外に住む中国人はとくに子どもの教育に熱心と言われます。
中国は科挙を生み出した国でもあり、子どもにはできるだけ良い教育を受けさせたいと考える親が多いそう。
たしかに私が今まで日本で出会った中国の方も、みなさん教育熱心でした。
日本だと、「小さい頃から勉強なんてかわいそう…」といった風潮がありますが、中国ではそれとは無縁のようです。

日本より厳しいともいわれる中国の受験戦争。
中国のある地域では、生まれたばかりの頃から大学受験の戦いは始まっているそう。

アメリカの入試制度は、日本でいう推薦入試のようなスタイルが一般的と聞きます。
芸術やスポーツの才能、成績があれば、名門校に入学しやすい傾向があります。
芸術やスポーツも、勉強と同じ将来を豊かにする方法なのですね。

ネイサン選手のお父さんも、苦労して大学を卒業し、アメリカで永住権を取得し、移民ながらアメリカで成功しました。
移民であるお父さんが、計り知れないほどの努力をしてきたことから、子どもたちの教育にも熱心だったと考えられます。
教育方針にも、そういった中国の熱心な教育事情が反映されていたと思われます。

そんな環境で育ったネイサン選手は、2018年からはアメリカの名門・イェール大学に進学しています。
イエール大学は2019年の世界大学ランキング(THE)で第8位にランクイン。
米アイビーリーグの一つで、世界中のエリートが集まる名門校です。
レポートの提出数などもとても多いと言われ、学業とスポーツの両立は難しいようです。
チェン選手は統計学や会計学などを学びつつ、スケートの練習時間もつくっていて、本当にすごいですね。




ネイサン選手は、将来的に「医大への道を視野に入れている」などと語っています。
また、お父さんが医学博士号を取得しているだけでなく、お姉さんも医大に進学しているとのことです。
あの演技を披露しながら、卒業するのが難しいといわれるアメリカの大学の授業を受けるって本当に大変ですよね。
かっこいいです!

ネイサン・チェンの家族は?兄弟の職業は実は…

ネイサンチェン選手は5人兄弟で、お姉さんが2人・お兄さんが2人います。
お姉さん2人はフィギュアスケート、お兄さん2人はアイスホッケーをしているとのこと。

お姉さんのアリス・チェンさんは大学卒業後、ハリウッド女優リース・ウィザースプーンの元で、映画プロデューサーとして1年間働いた経験があるそう。

もう1人のお姉さん、ジャニス・チェンさんは、博士号を取得したのち、COVID-19の診断ソリューションを開発する会社を経営しています。

お兄さんのトニー・チェンさんは、南カリフォルニア大学を卒業。 彼は現在IT企業の財務および戦略マネージャーです。

もう一人のお兄さん、コリン・チェンさんは、コロラド大学を航空宇宙工学を学び卒業。
NASAの機関での研究後、現在はロボット工学エンジニアとして働いています。

…こう聞くと、やっぱりフィギュアスケート選手の家はエリートでお金があるなぁ…!と思うかもしれません。
しかし、フィギュアスケートを習うお金をご両親が工面するのは簡単ではなかったようです。




ネイサン・チェン、子ども時代の知られざる苦労があった?

ネイサン選手がスケートを始めた時、お父さんはキャリアを築き始めたばかりで、しかも5人の子どもがいたため、 ネイサン選手用のスケート靴を買うのも難しかったといいます。
最初、ネイサン選手はお姉さんの古いスケート靴でスケートをしました。
しかし大きくなりサイズが合わなくなると、またお金の問題に直面します。

この時助けてくれたのが、3度の全米チャンピオンに輝き、2度オリンピックに出場したマイケル・ワイスの財団だったといいます。
ワイス財団は、靴を買う資金を提供するだけでなく、ネイサンが目覚ましい活躍を見せ始めると、合計で約75,000ドルを提供してくれたそう。
ネイサン選手は、
「正直に言って、これがなければ今のところにたどりつけなかったと思う」
と、感謝を忘れたことはないといいます。

そしてネイサン選手は、18年のオリンピックの前のインタビューで、以下のように語っています。
「僕が子供だったとき、週に1回か2週間に1回しかレッスンを受けられず、レッスンの間隔が空いてしまうので、母はトレーナーの隣に座って、各セッション中に細かいメモを取っていたんだ。
母は僕が次のレッスンにもっとよく準備できるように、こうしてくれた」
レッスン以外の時間は、母と子で、料金の安いスケートリンクでトレーニングしたそう。




9歳のネイサンが母親と一緒にソルトレイクシティからラファエルの練習拠点に来た時のことについて、ラファエル・アルトゥニアンもこう語っています。
「彼らは1週間、1日1時間、1週間でおよそ400ドルを払って、レッスンを受けたんだ。
お母さんは習ったことを書き留める。
そして彼らは帰っていく。
3〜5ヶ月後、また彼らは別のジャンプを習うためにやって来るんだ。
前言ったことは全部できるようになっていたよ。
またお金を払ってレッスンを受ける。
お母さんはまたメモを取る。
そして彼らは帰って行った。」

しばらくするとラファエルは、ネイサン家にとってレッスン代が大金であることを知り、受け取った授業料をネイサンに返したそうです。
その時の借金は、フィギュアスケーターとして身を立てた今では、ラファエルにすべて返しています。

ネイサン・チェン NathanChenJP

上の写真は、キスクラでのネイサン選手とラファエルコーチ。仲の良さが伝わりますね。

ネイサン選手も、まだユタ州に住んでいた時にアルトゥニアンの練習拠点にたどり着いた方法について語っています。
「南カリフォルニアでトレーニングした日は、母はソルトレイクシティと南カリフォルニア間を運転して、僕を送ってくれたんだ。
つまり母は、運転に12〜15時間を費やしていたんだよ。」

お母さんのサポートが、すごいですよね・・・!
このように、高い教育を子どもに与えて、スポーツでもその才能を見出し、惜しみなく教育費を捻出してきたご両親がいなければ、今のネイサン選手の活躍はなかったといってもいいでしょう。
ご両親がネイサン選手に与えた影響は、とても大きいですね。

またプログラムが見られると思うと、シーズンが始まるのが楽しみです!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

ネイサン・チェン選手の大学生活についてはこちらの記事でまとめてあります。
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