フィギュアスケートTV、11月放送を見逃した?東・西日本選手権特集!

※本ページはプロモーションが含まれています

こんにちは、seenoです。2019年11月8日(金)23時から放送のBSフジ『フィギュアスケートTV!』では、地域ブロック大会、東日本選手権 、西日本選手権 の模様が放送されます。
当ブログでは、フィギュアスケート専門番組『フィギュアスケートTV!』の内容を、番組終了後、どこよりも詳しくお届けします!




全日本ノービス選手権

10月18−20日に東京でおこなわれた「全日本ノービス選手権」。将来のフィギュアスケート界をになう9歳から13歳までの選手の全国大会です。

まず、アイスダンスには4組のカップルが登場するなど、今後が楽しみなようすが報じられました。

ノービスB(9歳以上11歳以下かつ3級以上)男子シングル

優勝の、中田璃士(なかたりお)選手。3回転トゥループからの3連続ジャンプ、クリムキンイーグルも決めていました。

堂々とした演技でしっかりアピール。美形ですし、人気が出そうです。

ノービスB(9歳以上11歳以下かつ3級以上)女子シングル

優勝の島田麻央(しまだまお)選手、ノービスBの規定ではジャンプは5本と決められているのですが、その5本をすべて3回転にするという驚異の構成!!

八木沼さんもその構成を聞いて「すごいですね〜!回転もきれいに回っているし。ダブルアクセルとトリプルトゥループのコンビネーションでは、セカンドのトリプルジャンプのほうが高い!これはGOEもプラスがつきますね」と感嘆しきりでした。

インタビューではあどけないのですが、演技が堂々としていてすごいです。




ノービスA(11歳以上13歳以下かつ4級以上)男子シングル

この年代も高レベルな戦いが繰り広げられました。

2位は、仙台出身の本田大翔(ほんだひろと)選手。憧れはもちろん羽生結弦選手とのこと。

優勝の森本涼雅(もりもとりょうが)選手は3回転、3回転フリップをプログラムに組み込むことができるのはすごいですね。おしいミスはあったものの最後まで

八木沼さん「ミスはあるものの、一つずつ落ち着いてこなしていますね」大村アナ「大物の風格がありますね」と、この世代では注目選手ですね!

濃紺のベルベットの上着がにあっていて、王子様がいけるのも楽しみです。髪型が羽生選手の子どもの頃を彷彿とさせる感じ。

「最初のジャンプ2本を決められたのはすごくうれしいけど、3本目のジャンプがパンクしてしまって、それがいまめちゃくちゃ悔しい」

激戦のノービスA(11歳以上13歳以下かつ4級以上)女子シングル

昨年2位、優勝候補のひとり、本田紗来(ほんださら)選手。冒頭のコンビネーションジャンプは硬さが見られたものの、成功。しかし、その後のジャンプが乱れてしまいます。最後は持ち直しましたが、本来の力が発揮できずに4位、悔しそうでしたね。

3位は急成長中の柴山歩(しばやまあゆみ)選手。

2位は山根有加里(やまねゆかり)選手。ケガをしたため3回転サルコーを飛べなかったということですが、2位に入りました。

優勝は、畑崎李果(はたさきももか)選手、103.47点と非常に高い得点。

なめらかで早いスケートからきれいなジャンプが。3回転ルッツ+3回転トゥループのコンビネーションを飛んでいます!ダブルアクセル+3回転トゥループ+2回転トゥループの3連続も!!すごいですね〜

そして、ジャンプもすごいですが、スピンの回転力にMCの二人も「素晴らしいですね。バランスがいい」「うわ、早い」「ポジションがきれい」と感心しきりでした。

身体の動きがどことなく村主文枝(すぐりふみえ)さんを思い出させるような優雅さがありました。全日本ジュニア選手権にも出場するそうで、逸材ですね!

「ジュニアの選手と戦うには、まだまだスケーティングだったり、ジャンプも練習しないとジュニアでは通用しないと思うので、練習がんばっていきたいです」とインタビューでもしっかりした受け答え。シニア選手のような落ち着きでした。




東日本選手権

10月下旬、軽井沢でおこなわれた東日本選手権。男女とも上位6人が全日本選手権に出場できます。

男子シングル

山隈太一朗(やまくまたいちろう)選手が200.12点で、1位。東京ブロック大会では納得いかなかったジャンプも、決まるようになりました。昨年、全日本で10位をとったことで安心しているところもあったそうですが、それではいけないと気をひきしめなおしたそう。

ずっと西日本選手権に出場していたので、会場の雰囲気も違っていたので戸惑うこともあったそう。男らしい雰囲気、177cmという長身、力強いステップでした。さわかやな男らしさがありますね!これは全日本でも要チェック!

個人的には、4位の國方勇樹(くにかたゆうき)選手の「ロクサーヌ」が魅力的で目をひきましたね〜こちらも全日本が楽しみ。

女子シングル

優勝は、ノービスから連続して全日本出場を決めている永井優香選手、162.43点。タンゴのリズムにのって次々とジャンプを決める安定感がすばらしいです。また、華やかな雰囲気があって目をひきますね。きれいです。

2位は廣谷帆香(ひろたにほのか)選手、「火の鳥」で3年ぶりの全日本です。

3位は佐藤伊吹(さとういぶき)選手、自身3回目の全日本。ショートプログラム首位をとったのですが、ジャンプにミスがでてしまいました。演技後、涙する姿も見えました。

東日本ジュニア選手権、鍵山優真優勝、三浦佳生2位、佐藤駿3位

東日本選手権と同時に、10月下旬、軽井沢でおこなわれた東日本ジュニア選手権。こちらも注目選手が出場していて、目が離せません!

鍵山優真(かぎやまゆうま)選手、ショートプログラム85.95点、フリー158.73点でどちらも1位、完全優勝を飾りました。

フリーでは、4回転トゥループ+2回転のコンビネーション、4回転トゥループと2本の4回転を決めて安定感バツグン!すでにジュニアグランプリファイナル出場も決めている実力者だけにほかを寄せ付けない強さがありました。

ライバルの三浦佳生(みうらかお)選手が2位につけます。4回転サルコーを決めますが、その後、点が伸びず、鍵山選手には届かず。

佐藤駿(さとうしゅん)選手は、フリーに4回転を3本組み込む難しい構成で挑みましたが、サルコー転倒、トゥループ転倒と4回転が不発に終わり、本人は悔しい終わり方となりました。

しかし、関東の男子ジュニアは本当に強い。この3人、ジュニアグランプリでも優勝するなど、国際的にも活躍してきて、これからが楽しみです。

この試合では不調だった佐藤駿選手ですが、4回転サルコウ、4回転トゥループ、4回転ループはすでに習得していて、4回転ルッツにも挑戦中という日本ジュニア男子きっての4回転ジャンパーでもあります。

なお、「関東三羽烏」というフジテレビの呼び名について、視聴者からの声を紹介。「まだ成長期の3人がこれからどうなるかもわかりませんし、ざっくりと”関東ジュニアトップ3”くらいにしておいたほうがいいのでは」という良識のある意見です。

ふたりも「そうですよね」と同意。番組としては「関東三羽烏」とよぶのを諦め(w)ていくことにしたようです。




西日本ジュニア選手権、三宅星南(せな)優勝、

三宅星南(みやけせな)選手、4回転サルコーに挑戦。203.76点で優勝。曲は「ラスト・サムライ」で、着物をイメージした赤い衣装がかっこいい。

オフはほんわかした印象ですが、最後の決めのポーズが力強いですね!

女子ジュニアでは河辺愛菜(かわべまな)選手、15歳、トリプルアクセルに挑み転倒してしまいますが、動じずに演技を進め、179.09点で優勝。大村アナも「メンタルが強いですね」と感心しきりでした。




西日本選手権

女子シングル

細田采花選手、トリプルアクセルは決めましたが、他のジャンプは精細を欠いてまさかの16位、全日本選手権を逃す結果になってしまいました。

山田さくら選手は166.87点で3位、小花をたくさんあしらった衣装と髪飾りが、花の精のようでとってもかわいい!ほとんどノーミスの演技で5年ぶりの全日本出場をきめました。ケガで苦しんだ数年間を思ったのか、演技後は思いが涙となってあふれていました。

横井ゆは菜選手、中部選手権では不本意な出来でしたので、ここで巻き返したいところ。「オペラ座の怪人」。高さのあるジャンプが次々と決まる素晴らしい出来で、会場は終盤に向けて大歓声。スタンディングオベーションを受けて、204.70点を出して優勝でした!

200点超えて優勝したことについて終了後のインタビューには「うれしいけれども、(世界)トップの選手は210点を超えてくる。自分はまだまだそのレベルに達していないんだなと。どうしたら、そういう点数に近づける選手になれるのか、考えて練習していこうと思いました」とグランプリシリーズ・ロステレコム杯を見据えての発言、心強いですね!

男子シングル

ショートプログラム1位で通過した山本草太選手は2位。

フリー映像から、4回転サルコー転倒、4回転トゥループはコンビネーションで両足着氷、単独の4回転トゥループは成功です。最後のポーズでバランスを崩してしまい、苦笑いしていたのが、この演技を物語っているかもしれませんね。1試合でショートプログラムとフリーをどちらも良い演技でまとめるということは、高難度ジャンプを組み込んでくると本当に難しいのですね。

ショートプログラムがまさかの6位だった友野一希(とものかずき)選手、「ロクサーヌ」4回転サルコー+2回転のコンビネーションを決めました。214.55点で逆転優勝です。

終了後のインタビューでは「1位という結果はとてもうれしいが、点数としては満足行くものではないので、次に向けて練習していきたいなと思います」と表情を引き締めたまま語っていました。

今シーズン、国際試合で結果を出せていない友野選手、グランプリシリーズロシア杯で巻き返したいところです!

西日本選手権の模様は、次回のフィギュアスケートTVでもっと詳しく伝えてくれるということです!




大村アナウンサー的、全日本選手権のみどころ!

柳沼さんから、全日本のみどころは?と問われた大村アナウンサー。

「東日本選手権を取材して、あらためて会場の緊張感が伝わってきたんですよね。今シーズン限りで引退する選手、ケガから復帰して全日本選手権をめざす選手。その中でも鈴木潤選手はショートプログラムでまさかの11位になってしまい、がけっぷちのところ、自分のフリー演技が終わったあとも食い入るように他の選手の演技を見ていた。どの選手も、いまスケートを滑ることができている状況がどんなに恵まれていることなのかという認識を持ったんではないかと思うんですよ。それぞれの選手の全日本選手権での活躍を期待したいと思います」

憧れの全日本選手権の舞台に立ちたいという選手たちの思いを肌で感じた大村アナウンサー、温かいコメントですね。こういう人柄がけっこう好きです。癒やしのイケボで。優しそうでどこかほんわかした雰囲気を醸してくれるのですが、中継ではキリッとした一面も。全日本選手権ではどこか中継してくれるのかな〜楽しみ。

次回のフィギュアスケートTVは12月6日金曜日23時から放送

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



スポンサーリンク
”羽生結弦”

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
”羽生結弦”
error: Content is protected !!