エテリ・トゥトベリーゼ、門下生から移籍つづく、メドベージェワ・トルソワ、ザギトワは?

エテリ・トゥトベリーゼ、2018年平昌オリンピック女子シングルフィギュアスケート の金銀勝者を生み出したロシアのトップコーチです。

北京五輪の前シーズンに差し掛かったタイミングで立て続けの期待若手選手が移籍し、絶対的立ち位置の存続が危ぶまれているという噂が立ちません。

最新の2020年ロシア選手権での結果も含め、今後もエテリコーチ率いる「サンボ70(ロシアのトップアスリート養成学校)」門下生の活躍をまとめました




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エテリコーチから移籍、トルソワが?

ロシアの新星3人娘の一人として2019年ー2020年シーズンに脚光を浴びたトルソワは、2020年シーズンよりエフゲニー・プルシェンコに師事することとなりました。

女子選手として史上初めて4回転ルッツ、4回転フリップ、4回転トウループを公式戦で成功させた非凡な身体能力をもつ彼女はまだ弱冠16歳。シニアの経験も少ない中で初のオリンピックを目指す非常な重要な年の大きな決断だったのではないでしょうか。

ライバル関係にあり、同じリンクに立つことが難しくなったザギトワ、メドベージェワ と同様に、どうしても同門のライバルとの日々の練習で自分らしさや強みを磨くことが難しく、精神的な面での調整が難しかったのかもしれません。

移籍後の202012月のロシア選手権ではエテリ門下の上位12名に次ぐ3位という結果におわりました。残念でしたが、彼女のロシア選手権の演技をみて、少しの間に背も伸びて演技の迫力も増したと思います。

まだ若い中でSPのしっとりした曲やFPの貫禄が必要なプログラムを揃えていて、日本人選手であれば少し背伸びかもと思う調整もしっかり様になっていたところが素晴らしかったです!

オフアイスでのまだまだあどけない表情もとても好感が持てますね。これからプルシェンコ新コーチから沢山新しいことを吸収する心の柔軟さもとても感じられました。激戦を増す五輪代表争いは決して簡単ではなさそうですが、持ち前のジャンプをしっかり武器にして、新たな環境での実績を積み、更なる成長に期待です。




エテリコーチ門下生のコストルナヤもプルシェンコの元へ移籍?

2019-2020年シーズンの欧州選手権、グランプリファイナルの二冠を制したコストルナヤもプルシェンコに師事することが判明。トルソワに次ぎ、さらにロシアフィギュア界に衝撃と波紋が広がりました。

北京五輪後に引退を考えていると噂される彼女にとって、スケート人生をかけて新境地に期待したいということなのでしょうか。トルソワとは再度同門になりますが、さらに若い選手、前回五輪チャンピョンとライバルの層がより厚いエテリ門下とは異なる変化を求めた結果のかもしれません。

移籍後、ロシアカップ第4戦とGPロシア大会の2戦を戦い、結果はともに2位。今シーズンの山場の試合ということで、なんとしても1位を狙っていただろう12月のロシア選手権には、まさかのコロナ感染で欠場となってしまったようです。これには本人が一番落ち込んでいるのではと思います。立て続けの連戦の中でも一生懸命自分を追い込んで練習ししていたことを称賛して、一緒に残念に思ってくれるプルシェンコのコメントを目にしました。まさにコーチとしての優しさが溢れているように感じられます。

これが五輪シーズンでなくて良かったものの、やはりコロナ下の五輪は感染のリスクが大きそうです。開催出来たとしても出来なかったとしてもいずれにせよ選手にとっては大きな障害であることは間違いのではないでしょうか。コロナからは回復しているということなので、次の試合でまた美しく魅力的な演技でぜひ活躍してほしいと思います!




エテリ・トゥトベリーゼの実績、メドベージェワ、ザギトワも育てた?

選手の移籍は絶えないですが、エテリコーチ率いるロシアの名門クラブ「サンボ70」の輝かしい実績を否定することは誰も出来ないように思います。

平昌五輪女王のザギトワ、銀メダルのメドベージェワ の実績を合わせると、世界選手権の金メダル3度、GPファイナル金メダル3という快挙。女子選手のトップ選手をお互いをライバルとして競争させる育成環境においても、結果を出してきたということは紛れもない事実でしょう。

このような絶対的な実績にも関わらず、過去数年間のシーズンを湧かせたザギトワ、カナダのブライアン・オーサコーチからエテリ門下に戻ってきたメドベージェワ の他、今回ロシア3人娘のうち唯一エテリの元に残った選手はシェルバコワのみとなりました。202012月のロシア選手権では門下生のシェルバコワが優勝、2位はジュニア上がりの門下生であるワリエワとなりました。

主要選手が移籍したとしてもクラブとしての成績が維持される厚い選手層で、ライバル同士を競争させるエテリコーチのこだわり、自信が結果に顕著となったのではないでしょうか。




エテリ・トゥトベリーゼとプルシェンコの関係は?

今回3人娘の2人を指導することとなったプルシェンコは、コーチとしての実績はまだ少ないですが、ロシアのみならず全世界からの注目は非常に大きいといえるでしょう。

もちろんプルシェンコは絶対王者羽生の尊敬するフィギュア男子の皇帝で、選手人生での実績はピカイチ。コーチとして成功するにはもちろん元トップ選手である必要はないですが、元銀メダリストのステファンランビエールコーチと同じく、トップ選手のメンタルやモチベーション管理も含め、自分自身の経験からアドバイスすることが出来る点がコーチとしての大きな強みになるでしょう。

トップで戦っている選手となれば当然、既に十分な技術を身につけているはずです。メンタルや取り組み方、芸術性の指導は選手にとっても新たな自分を発見する機会になるのではないでしょうか。

一方、幼い頃からトップに立たせるまでに育て上げ、まさにやっと力がついた一番のタイミングで教え子が自分の元から離れることは、エテリコーチ からすると非常に落胆なのではないでしょうか。性格がきつくて怒りっぽい印象がありますが、誰だって教え子が去っていくことは寂しいに違いないと思います。

プルシェンコがあのザギトワを過去に勧誘していたという疑惑もあり、エテリコーチ はどうしても納得できないとしてネット上でプルシェンコを猛批判していたようです。プルシェンコは事実として認めてはいませんが、もちろんトルソワもコストルナヤも自らの意思で移籍を申し出たと返答しているようです。

もし自分がエテリコーチ だったらと考えると、ある意味教え子が自ら移籍を希望した方がより寂しいような気がします。プルシェンコが勧誘した説を唱えることで、プルシェンコのイメージダウンを狙ってしまう気持ちもわからなくもありません。

この件以外にも二人のコーチの関係には本当か嘘か分からない色々なエピソードが噂されていて、フィギュア界のゴシップ好きには、引き続き目が離せない話題になりそうです。




エテリ・トゥトベリーゼのインスタでは?娘やプーチンとのツーショットも

エテリコーチ の更なる素顔を知るべく、インスタのアカウントを興味本位で探ってみました。プロフィール紹介にはロシアの名誉フィギュアスケートコーチと記載されていて、今のコーチとしての実績に誇りを持っていることは間違えなさそうです。

10代後半に見える一人娘と姉妹のように仲良くはしゃいでいるプライベートな写真も沢山アップロードされていました。

この投稿をInstagramで見る

Eteri Tutberidze(@tutberidze.eteri)がシェアした投稿

自分の教え子の試合結果や練習の様子に関する更新もとても多く、ロシア語から日本語へのコメント訳を見る限り、教え子への愛情やスポーツ、スケート、成長への熱い思いが溢れている印象です。中にはプーチン大統領と一緒に写った写真も発見しました!

この投稿をInstagramで見る

Eteri Tutberidze(@tutberidze.eteri)がシェアした投稿

色々と投稿をみていると、本当に嬉しいこと、感動したことを直接表現することが出来る素直な性格なのだろうなということが伝わってきました。

一方、トルソワ、コストルナヤの移籍に関してもコメント付きでの投稿がありました。特にコストルナヤについては、他のライバルと一緒に練習したくないからという理由も記載されていました。

もしも自分が教え子だったら、このような不特定多数が読む媒体で自分の移籍の詳細理由について、根掘り葉掘り自分のコーチから周知されるのは良い気持ちにはならないだろうなと思ってしまいました。文化の違いかもしれませんが、静かに見守って今後の健闘を祈って欲しいのではとも感じてしまいます。




エテリ・トゥトベリーゼのプロフィール、身長、年齢、経歴は?

ここで気になるエテリコーチのプロフィールを詳細にチェックしてみましょう。

まずは年齢について、正直最初に彼女を見た時はすごく美人だなぁと思っていましたが、コーチとしての立場もあって貫禄があり、若干年齢不詳と思っていたところ。答えは1974年生まれの46歳とのことでした。教え子との写真でもわかるように女性としては背が高くて、おそらく170cmくらいはあるんじゃないかなと思います。いずれにせよスタイルが良くて目立つ存在です。

彼女が生まれた頃はもちろんロシアは存在せず、まだソビエトだったころにモスクワで生まれているそうです。ソ連のような大きな国の中心で生まれたとなれば、両親もだいぶエリート層だったのではないでしょうか。

家系としてはグルジア系、ロシア系、アルメニア系の血を引いていて、5人兄弟の末っ子として生まれたそうです。

もともとはシングルの女子選手としてロシアでフィギュアスケート を始めたものの、シングルであまり成果があげられなかったのかアイスダンスに転向後、18歳でアメリカに移住。

コーチとしての最初の仕事はアメリカがスタートだったと言う事はあまり有名ではない話だと思います。現担当クラブのサンボ 70のコーチには2013年から就任しているそうです。

なかなかあの時代、二十歳前にアメリカに移住するは、ロシア人としては少ないのではと思います。まさに若い頃から異色の経歴で様々な経験をしているのでしょう。アメリカで英語をある程度話せるようになっているとすると、国際的なスケート競技でコーチとして将来大きな成果をあげる土台になったのではないかとも思えます。

いろいろ調べているとどんどんエテリコーチの素顔に迫りたくなるばかりで、実際に会ったらどんな方なのだろうかと想像するのが楽しいです。

有名になればなるほど、実績を上げれば上がるほど、世界のいろいろなところからこのように賛否両論噂されるのは、どの世界でも同じなのかもしれません。引き続きエリーコーチの弟子を通して、もっともっと彼女の目指すスケート指導を理解し、その成果を個人的にはとても応援したいと思います!

エテリコーチの記事、いかがでしたか?
彼女が育てたロシアの女子選手について、もっと詳しく知りたい方へ記事を用意しています。

まず「ロシア三人娘」のそれぞれの強さをわかりやすく知りたい方は

エテリコーチの元に残ったシェルバコワ、バレリーナのような可憐な容姿ですが4回転ルッツを跳ぶジャンプ力もあります。

プルシェンコの元へ移籍した驚異の4回転ジャンパー、トルソワ。
プルシェンコも現役時代に4回転を武器としていましたので、この移籍はなんか納得がいきますね。

4回転こそ跳ばないものの、驚異のGOE(出来栄え点)で高得点を叩き出すのがコストルナヤです。

そして、2019−20シーズン、ザギトワが不調に陥った原因を考えた記事もあります。
女子選手のキャリアに大きな影響がある体型の変化について考察しました。



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